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「りゅうぐう」に2回目着陸=世界初の地下物質採取―「はやぶさ2」・JAXA

2019-07-11 12:06

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」は11日午前10時すぎ、小惑星「りゅうぐう」に2回目の着陸を行い、成功した。試料採取のための弾丸が発射されたことも確認された。着陸場所は4月に作った人工クレーターの周辺で、JAXAは世界初となる小惑星地下からの物質採取にも成功したとみている。
JAXAによると、津田雄一プロジェクトマネジャーが管制室で、「タッチダウン(着陸・試料採取)は成功です。また新たな歴史をつくった」と成功を宣言した。
りゅうぐうには約46億年前の太陽系誕生当時の水や有機物が存在するとみられる。地下の物質は太陽熱や放射線による影響が少なく、地表よりも当初の姿をとどめている可能性が高い。試料を回収することで、太陽系の成り立ちや地球の生命の起源を探る手掛かりになると期待される。
今回の着陸目標は、りゅうぐうの赤道付近にあり、人工クレーターの中心から約20メートル離れた半径3.5メートルの領域。人工クレーターを作った際に噴出した地下物質が堆積し、採取できる可能性が高いという。
[時事通信社]

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