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着陸地点の目印、16日投下=地下物質採取へ降下観測―はやぶさ2

2019-05-09 18:56

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、小惑星「りゅうぐう」表面に作った人工クレーター付近への着陸・試料採取(タッチダウン)に向け、16日に探査機「はやぶさ2」を高度約10メートルまで降下させ、着陸地点の目印(ターゲットマーカー)を投下すると発表した。6月前半にかけて同様の降下観測を2回行い、安全と判断できれば6月末〜7月上旬にタッチダウンを行う。
はやぶさ2は2月に1回目のタッチダウンに成功し、小惑星表面の物質を採取した可能性が高い。記者会見したJAXAの津田雄一プロジェクトマネジャーは「2回目は慎重な判断が必要。地下物質の採取の確度が高いなど全ての条件が成立した時に行う」と述べた。
JAXAは人工クレーター付近の観測画像から、大きな岩がないとみられる直径6〜12メートルの着陸候補地点を計11カ所選定した。16日はこのうち5カ所が含まれるエリアで観測を行う。人工クレーターから約30メートル離れており、生成時に噴出した地下物質が降り積もっている可能性も高いという。
[時事通信社]

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