特集


人工クレーターを確認=世界初、直径10メートル規模―はやぶさ2が生成・JAXA

2019-04-25 19:14


宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、探査機「はやぶさ2」が行った金属の塊を撃ち込む衝突装置(インパクター)による実験で、小惑星「りゅうぐう」の表面に人工クレーターが生成されたことを確認したと発表した。JAXAは、クレーターは直径10メートル規模と推測している。
JAXAによると、小惑星への人工クレーター生成に成功したのは世界で初めて。津田雄一プロジェクトマネジャーは「狙うべき所に人工クレーターができた。大成功だ」と述べた。
はやぶさ2は5日、りゅうぐうの赤道上空付近で衝突装置を分離。タイマーで約40分後に起爆し、金属の塊をりゅうぐう表面に衝突させた。
JAXAは25日、はやぶさ2を高度約1.7キロまで降下させ、衝突地点の周辺を詳細に撮影。目標地点付近に直径10メートル程度とみられるクレーター状のくぼみや、噴出物が堆積したとみられる黒く変色した部分が広がっているのを確認した。
科学分析を担当する荒川政彦神戸大教授は「クレーターの大きさは、事前に予測していた中で最大レベル。これだけの大きさのものができたということは、りゅうぐうの物質にわれわれの知らない特徴があるのではないか」と話した。
[時事通信社]

その他 特集記事