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河野外相、対抗措置の構え=「極めて無礼」と大使に抗議―韓国反発・徴用工問題

2019-07-19 18:30

徴用工問題をめぐり、日本が求めた日韓請求権協定に基づく仲裁委員会設置に韓国が応じなかったことを受け、河野太郎外相は19日、外務省で記者団に「必要に応じた適切な対応を取っていきたい」と表明した。河野氏は韓国の南官杓駐日大使を同省に呼び抗議。日本が既に拒否した両国企業による資金拠出案に言及した南氏に「極めて無礼だ」と激しく反発した。一方、韓国外務省は声明で、日本政府の対応を「一方的な圧迫」と非難した。
河野氏は同日、「さらなる協定違反が行われた」などと、仲裁に応じなかった韓国を非難する外相談話も公表。日本政府は国際司法裁判所(ICJ)への提訴も視野に入れるが、河野氏は今後の方針に関し「いつ、どうするか公にすることは控えたい」と記者団に述べるにとどめた。
河野氏は南氏に対し、韓国が仲裁を拒否したことについて「非常に残念だ」と指摘。「国際法違反の状態をこれ以上野放しにしないよう直ちに是正措置を取ってほしい。第2次世界大戦後の国際秩序を根底から覆すに等しい」と迫った。
南氏は、日韓企業が資金拠出して被害者を救済する韓国案に言及。河野氏は「受け入れられないと以前に伝えた。知らないふりをして改めて提案するのは極めて無礼だ」と述べ、不快感を示した。
[時事通信社]

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