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参院選無効求め一斉提訴=「1票格差」で弁護士グループ【19参院選】

2019-07-22 18:29

21日投開票の参院選は「1票格差」が是正されておらず違憲だとして、弁護士グループが22日、選挙無効を求め、全国14の高裁・高裁支部に一斉提訴した。今秋にも判決が出そろう。上告されれば、最高裁が統一判断を示す見通し。
今回の参院選では、改正公選法成立で定数が増加。1議席当たりの有権者数が最多の宮城県と、最少の福井県の格差は3.00倍で、2016年の前回参院選の最大3.08倍から縮小した。
グループは「投票価値に3倍の差があるのは異常だ」などと主張。「憲法の人口比例選挙の要求に反している」とし、全45選挙区の選挙のやり直しを訴えている。
提訴後の記者会見でグループは「改善はしてきたが、まだ平等には遠い」と強調。「前回より悪化した選挙区もある。国会での是正の動きを止めないよう粘り強く訴え続けたい」などと話した。
別のグループも同日、広島高裁に提訴。近く東京高裁にも比例区と選挙区双方の無効を訴える。
前回参院選について、最高裁は「合区」の導入などで格差を縮小させた国会の取り組みに言及し、合憲と判断している。
[時事通信社]

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