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原口さんに再審取り消し報告=第4次請求へ「うん」―大崎事件

2019-06-27 17:46

鹿児島県で1979年に男性の遺体が見つかった「大崎事件」の第3次再審請求審で、殺人罪などで服役した原口アヤ子さん(92)の弁護団が27日、再審開始を取り消した最高裁決定を原口さんに報告した。入院中の県内の病院で、弁護団が「決定はおかしい。すぐ次の申し立てをするから」と伝えると、原口さんは「うん」と大きくうなずいたという。
この後、記者会見した鴨志田祐美事務局長は「(決定は)彼女にとって、死刑宣告にも等しい」と険しい表情を浮かべた。高齢の原口さんに結果を伝えるべきか悩んだというが、「『一緒に戦っていきましょう』と言わないのは、彼女の人生に対して失礼だと思った」と語った。
弁護団は同日、声明を発表。「最高裁は、原口氏の40年の叫びに応え、真剣に証拠を見たのか。主張を真剣に検討したのか」とし、「ただ氏の死を待っているだけ」と改めて批判した。
[時事通信社]

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