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党首討論、終盤国会のヤマ場=迫る参院選、与野党が対決

2019-06-15 14:14

安倍晋三首相と野党党首による今国会初の党首討論が19日に開催される。与党が予算委員会の開催を拒否する中、与野党が対決する終盤国会のヤマ場となる。政府が撤回に追い込まれた老後資金2000万円問題などをテーマに、夏の参院選をにらんだ激しい論戦となりそうだ。
党首討論開催は、昨年6月以来ほぼ1年ぶり。討論は全体で45分間となる。立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、共産党の志位和夫委員長、日本維新の会の片山虎之助共同代表の4氏が臨む。
26日の会期末まで残り10日。政府・与党は会期を延長しない方針を固めており、首相出席の下で予算委員会などが行われなければ、首相と野党の直接対決は事実上最後になる見通しだ。
野党は数少ない見せ場を生かそうと意気込む。老後資金として2000万円の貯蓄が必要とする金融庁の報告書を材料に首相を揺さぶる構え。トランプ米大統領が「選挙までは待つ」と言及した日米貿易協定交渉や10月の消費税率10%への引き上げも取り上げ、首相の姿勢をただす。
立憲は党幹部らが中心になって討論の準備を進める。野党は党首討論の結果などを踏まえ、内閣不信任決議案の提出を判断する。
これに対し首相は、安全運転に徹する一方、挑発には毅然(きぜん)と反論し、野党に得点を与えない対応を取るとみられる。
19日の党首討論で首相が衆院解散を表明するとの見方も出ていたが、首相は参院選に合わせた「衆参同日選」は見送る方針。不信任案が提出されれば、与党は淡々と否決する考えだ。
[時事通信社]

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