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核合意維持へ「一歩前進」=イラン、欧州の対応評価―関係国会合

2019-06-28 20:38

【ウィーン時事】米国の離脱で崩壊危機にあるイラン核合意の参加国、英独仏中ロ5カ国とイランは28日、ウィーンで合意履行に関する高官協議を行った。イランのアラグチ外務次官は会合後、欧州が米国の制裁を回避し対イラン貿易を行う態勢を整えたと話し、「一歩前進」だと評価。合意維持へ一定の進展があったことを示唆した。
アラグチ氏はただ、イランが望む欧州への石油輸出再開の確約には至らなかったとして「まだ不十分」だと指摘。最終決定は首脳レベルで行うものの、現時点では米制裁への対抗措置として決めた合意の一部履行停止を覆すことにはならないとの認識を示した。
アラグチ氏によると、英独仏は会合で、1月に設立を表明したイランとの貿易を行う組織が稼働し、すでに最初の取引の処理が始まっていると説明したという。オーストリアやスペインなど、合意に参加していない欧州7カ国も28日、同組織に協力する意向を表明した。
[時事通信社]

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