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日米同盟一段と強化、貿易協定交渉「加速を」=「安保破棄」議題に上らず―首脳会談

2019-06-28 12:48

安倍晋三首相は28日午前、トランプ米大統領と大阪市で会談した。日米両政府によると、両首脳は同盟のさらなる強化で一致。トランプ氏が不満を示す日米安全保障体制の見直しについては議論が出なかった。閣僚協議が続く貿易協定交渉を加速させる方針も確認した。
ホワイトハウスによると、会談では同盟の深化・拡大の一環として「日米の技術面の優位性」を維持し、「機密情報や技術を共有するための保護システム」を強化することを確認した。詳細は明らかにされず、日本側は「今の段階で何か枠組みを変えるという話は出ていない」と説明するのにとどめた。米側の防衛負担や日本による米国からの防衛装備品購入に関するやりとりはなかったという。
貿易交渉に関し、トランプ氏は対日赤字に言及。首相は日本企業の対米投資や雇用創出の状況について説明し、理解を求めた。日本政府関係者は「交渉(期限)の時間軸に関する議論はなかった」と説明した。
会談の冒頭、首相は日米首脳が相互に訪問して異例の3カ月連続の会談となったことについて「強固な日米同盟の証しだ」と強調。両首脳は20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)成功に向け、緊密に連携していくことで一致した。
イラン情勢についても協議。首相は米イランの武力衝突回避へ外交努力を促したもようだ。また、首相は27日の日中首脳会談の結果を説明し、北朝鮮の非核化をめぐる連携を確認した。
[時事通信社]

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