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イラン情勢、対話解決促す=タンカー攻撃「平和への脅威」―国連安保理

2019-06-25 07:51

【ニューヨーク時事】国連安保理は24日、イラン情勢をめぐり米国の要請で非公開会合を開き、イランによる米無人機撃墜や、ホルムズ海峡付近での日本などのタンカーに対する攻撃について協議した。タンカー攻撃を「国際の平和と安全への脅威」として非難し、対話を通じ平和的に対処するよう求めることで一致した。安保理議長国クウェートのオタイビ国連大使が発表した。
安保理はタンカー攻撃が「航行やエネルギー供給への深刻な脅威で、国際的ルールに違反する」と表明。当事者に最大限の自制や、緊張緩和に向けた措置や行動を取るよう促した。攻撃の実行犯への言及はなかった。
5月と6月に起きた計6隻のタンカーへの攻撃をめぐっては、米国はいずれもイランの関与を主張し、イランは否定した。撃墜された無人機がイラン領空内に入ったかに関しても双方は対立している。両国はこの日も同じ主張を繰り返した。
米国は会合で捜査状況を報告した。コーエン米国連大使代行は会合後、記者団に「イランはこうした攻撃は容認されないと理解すべきだ。世界はわれわれと一緒にそう訴える時だ」と述べ、国際社会に米国への同調を促した。
安保理メンバーではないイランは会合参加を求めたが認められなかった。イランのラバンチ国連大使は会合に合わせて記者会見し、一連のタンカー攻撃への関与を否定。日本のタンカー攻撃に関し「日本の首相の歴史的なイラン訪問中に攻撃して、イランにどんな利益があるのか」と反論した。
[時事通信社]

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