特集


飯森容疑者、中学友人にSNSで接触=数日前「同窓会開く」―大阪交番襲撃

2019-06-17 16:00

大阪府吹田市の交番で巡査が刺されて拳銃が奪われた事件で、強盗殺人未遂容疑で逮捕された飯森裕次郎容疑者(33)=東京都品川区=が事件の数日前、「同窓会を開く」と説明して、中学時代に住んでいた同市の野球部の友人らにSNSで連絡を取っていたことが17日、関係者への取材で分かった。
野球部の顧問の顔写真や部員の住所などを教えるよう求めたといい、府警捜査本部もこの経緯を把握。確保された場所付近で、逃走途中に購入したジャンパーに着替えて歩いていたことも新たに判明しており、事件前後の足取りを調べるとともに、拳銃強奪の動機解明を進める。
関係者によると、飯森容疑者は吹田市内の小中学校と高校に通い、東京都内の大学に進学した。小学校高学年で野球チームに入り、中学でも野球部に所属していた。
小中で一緒にプレーした男性(33)によると、事件の6日前にフェイスブックで「頼みがある。当時の部員のフルネームと連絡先、野球部顧問の顔写真を送ってほしい」「同窓会を開きたいので連絡先を集めている」とのメッセージを受信した。
飯森容疑者とは中学卒業以来一度も会わず、連絡を取っていなかったので、返信しなかった。男性の弟も電話で同様の連絡を受けたという。
飯森容疑者は16日午前5時40分ごろ、吹田市の千里山交番で古瀬鈴之佑巡査(26)を包丁で襲撃し、拳銃1丁を奪ったとして逮捕された。同容疑者は同9時ごろ、現場から北に約5キロの量販店でジャンパーやスニーカー、キャップなどを購入していた。
同10時45分ごろには、箕面市内のマンションの防犯カメラに、コンビニの袋を提げて歩く同容疑者とみられる男の姿が映っていた。現場から北に約7キロ離れた住宅街で、購入したえんじ色のジャンパーを着ていた。
17日早朝に確保された山道に向かっており、捜査本部は、衣服を着替え、コンビニなどで買い物を繰り返しながら逃走を続けたとみて調べている。
[時事通信社]

その他 特集記事