特集


日産、取締役会議長に木村氏=JXTG相談役、企業統治立て直しへ

2019-06-21 05:06

日産自動車は21日、取締役会議長に石油元売り大手JXTGホールディングスの木村康相談役を充てる人事を発表した。木村氏は25日の日産株主総会で、新たに社外取締役に選任される予定。経営経験が豊富な同氏の起用によって、前会長カルロス・ゴーン被告の不正問題で揺らいだ企業統治の立て直しを急ぐ。
また、筆頭株主の仏自動車大手ルノーは20日、日産の企業統治改革案に賛成する意向を表明。日産が設置する委員会にジャンドミニク・スナール会長とティエリー・ボロレ最高経営責任者(CEO)の2人が参加することで、両社が合意したため。ルノーは声明で「2人を委員会に加えるとの日産の決定を歓迎する。この合意はアライアンス(連合)内での対話と相互尊重の精神を裏付けた」とした。
日産では従来、ゴーン被告が会長と取締役会議長を兼務していた。権限の集中を防ぐため、両ポストを分離した上で会長職は廃止。取締役会のトップに当たる議長には社外の人材を充て、経営の監督機能を高める。副議長にはスナール氏が就く。
[時事通信社]

その他 特集記事