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日産、ルノーのポスト増検討=株主総会にらみ配慮

2019-06-15 00:09

日産自動車が、筆頭株主のフランス自動車大手ルノーに対し、企業統治改革で設置する役員人事などを決める委員会のポスト配分を増やす方向で検討していることが14日、明らかになった。ルノーは25日の日産株主総会で、企業統治改革の柱となる議案の採決を棄権する方針を表明している。日産はルノーへの配慮を示すことで、議案への賛同を得たい考えだ。
日産は、前会長カルロス・ゴーン被告の不正問題を踏まえ、社外取締役が中心となって役員人事や報酬などを決める「指名委員会等設置会社」に移行する。総会では、移行に向けた定款変更の議案を諮る予定。承認されれば、「指名」「報酬」「監査」の3委員会を新設する。
ルノーからは、ジャンドミニク・スナール会長が委員会のメンバーとなる。ただ、ルノーは経営への影響力を確保するため、ティエリー・ボロレ最高経営責任者(CEO)も委員とするよう要求。日産が応じなければ、採決を棄権する意向を伝達した。
[時事通信社]

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