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FCA会長「交渉の土台不安定」=ルノー統合案撤回で書簡

2019-06-07 20:48

欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のジョン・エルカン会長が、フランス自動車大手ルノーに示した統合提案を撤回したことをめぐり、従業員に書簡を送っていたことが7日、明らかになった。エルカン氏は「最高の提案でも、(交渉の)土台が不安定なら最終的に成功する可能性はほとんどない」と指摘した。ルノーの筆頭株主である仏政府の姿勢に問題があったとの認識を示唆したものとみられる。
エルカン氏は書簡で「ルノーと議論することを決めたのは正しかった」と強調。最終的に撤回した理由として「われわれの会社や従業員、利害関係者の利益の保護を考慮した」と説明した。また、エルカン氏は「価値創造を促進するあらゆる機会に対してオープンであり続ける」と指摘し、今後も提携先を模索する意向を示した。
[時事通信社]

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