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北朝鮮の経済振興支持=対米共闘を演出―中国主席帰国

2019-06-21 20:39

【北京時事】中国の習近平国家主席は21日、就任後初の2日間の北朝鮮公式訪問を終え、平壌から空路帰国した。金正恩朝鮮労働党委員長が空港で見送った。中朝首脳は帰国前に夫人を交えて会い、習氏は北朝鮮の経済振興路線を「断固支持する」と正恩氏に伝えた。新華社通信が報じた。
北朝鮮は昨年4月、核開発と経済建設の「並進路線」から経済振興に集中する路線への転換を決定済み。正恩氏は習氏に、中国側の支持と「貴重な援助」に謝意を示した。中国が何らかの支援を申し出た可能性もある。
両首脳は21日、中国人民志願軍の朝鮮戦争(1950〜53年)参戦を記念する平壌の「朝中友誼(ゆうぎ)塔」を訪問。習氏は「中朝の平和を守る断固とした決心」を表明し、正恩氏は「英雄的犠牲」を永遠に銘記すると述べた。
友誼塔は中国が米国に抵抗して北朝鮮を助けた「抗米援朝」の象徴で、習氏の訪問はトランプ米政権をにらんだ中朝共闘のメッセージとなる。
[時事通信社]

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