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「聞いたことない音」=住宅街で発砲か、通報女性証言―拳銃持ち歩く姿も・交番襲撃

2019-06-18 23:10

大阪府吹田市の交番が襲撃され拳銃が奪われた事件で、事件直後に現場近くの住宅街で発砲音とみられる音を聞き、警察署に通報した女性が18日、時事通信の取材に応じ、「今までに聞いたことのない音だった」と証言した。
付近の防犯カメラには強盗殺人未遂容疑で逮捕された飯森裕次郎容疑者(33)が拳銃を持って歩く姿が映っており、府警吹田署捜査本部は、住宅街で発砲した可能性があるとみて場所の特定を急いでいる。
飯森容疑者は16日午前5時40分ごろ、同市の千里山交番で、男性巡査(26)を包丁で刺し、拳銃1丁を奪ったとして逮捕された。拳銃には実弾が5発入っていたが、17日に身柄を確保された時は1発が発射された状態だった。
現場の交番から北西約300メートルの民家に住む60代の女性は、16日午前6時ごろ、住宅2階の布団の中で「パーン」という破裂音を1回耳にした。自宅周辺でパトカーのサイレンの音が響いており、既に目を覚ましていたという。事件のニュースを見て、付近に潜んでいるのではないかと思い、同8時ごろ署に通報した。
近くの女性も同6時ごろ、就寝中に破裂音を耳にした。女性は「爆竹のような崩れた音ではなかった。言われてみれば拳銃の音だったと思う」と話した。夫が破裂音を聞いたという別の女性も「紙風船が割れたような音ではなかったようだ」と話した。
捜査員が周辺を調べたが、弾痕は確認されなかった。捜査本部は、飯森容疑者が逮捕されるまで通報があった事実を公表しておらず、「発砲音かどうか確認が取れなかったため」と説明した。発砲場所を調べるとともに、拳銃を奪った動機の解明を進める。
[時事通信社]

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