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交番襲撃、後絶たず=安全対策強化の直後

2019-06-16 12:39

拳銃奪取などの目的で交番や駐在所が襲撃される事件が後を絶たない。警察当局が装備や勤務体制の見直しなど安全対策を進める中、凶行は再び起きた。
富山市の交番で昨年6月、男性警部補(当時)が刺殺され拳銃が奪われた。同9月には、仙台市の交番で男性巡査長(同)が大学生の男に刃物で刺され死亡。拳銃の強奪が目的だったとみられている。
相次ぐ襲撃を受けて警察庁は同月、全国の警察に対し、交番や駐在所の安全対策を強化するよう通達。耐刃防護服の常時着用や警察官の複数勤務体制づくりを指示するとともに、装備やカウンターの配置状況などの点検を行うよう求めた。
今年1月には富山市の駐在所で、勤務中の男性巡査部長が刃物とハンマーを持った男に襲われる事件が発生。男は現行犯逮捕され、調べに「拳銃を奪うつもりだった」という趣旨の供述をしたとされる。
警察庁は、拳銃を奪われにくいように材質や構造を改良した新たな拳銃入れの導入を、当初予定から前倒しで進めていた。大阪府警も5月から順次配備していたが、襲われた吹田署の男性巡査(26)の拳銃入れは旧型だった。
[時事通信社]

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