特集


香港デモ

反対派、再び中心部でデモ=中国出先機関に卵投げ付け―香港

2019-07-21 23:31

【香港時事】香港で身柄を拘束した容疑者の中国本土への移送を可能にする逃亡犯条例改正をめぐり、反対派は21日、再び香港島中心部で大規模デモを行い、主催者発表で43万人(警察発表13万8000人)が参加した。抗議行動時に催涙弾などを使った警察の対応について、裁判官主導の独立調査委員会を設置して調べるよう要求。デモ隊の一部は、中国政府の出先機関前で卵を投げ付けるなど過激化したが、深夜になって警察は再び催涙弾を発射、AFP通信によると、ゴム弾も放ち鎮圧を図った。
デモは、6月に200万人デモを実施した民主派団体「民間人権陣線」が主催。警察が市民に対して不当に実力行使したとして、政府に調査委の設置を求めるとともに、改正案の「完全撤回」と普通選挙の実施を訴えた。
家族5人で参加した馮鑑邦さん(42)は傍らの娘(13)を引き寄せ「警察が催涙弾を使った6月12日の抗議活動に娘も参加していた。政府は『暴動』と表現したが、娘は決して暴徒ではない。取り消してほしい」と話した。娘は「政府は市民の声に耳を傾けない。暴力は望んでいないが、私たちは皆怒っている」と強調した。
デモ隊の一部は、警察本部や政府本部のある地区へ向かい、周辺の道路を占拠するなどして抗議した。香港メディアによると、当局は警官ら4000人を動員して警備を強化。6月以降の抗議行動では、過激化する一部反対派と警官隊との衝突が毎回のように発生している。
[時事通信社]

その他 特集記事