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地元高校生が対策提案=海洋プラごみ問題―長野

2019-06-15 16:30

長野県軽井沢町で開かれている20カ国・地域(G20)エネルギー・環境関係閣僚会合で15日、地元の高校生が各国の閣僚らを前に英語でスピーチし、海洋プラスチックごみ対策などを提案した。
長野高校(長野市)3年の小林恵大さん(17)らはロックフェスティバルを開催し、河川などのごみ拾いに参加した人にフェスタのチケットを配ってはどうかと提案。河川から海洋に流れ出たプラごみの問題を報道などで知り、「海なし県の長野でも無視できない」と考えた。市内の河川を調べるとごみの大半がプラごみ。回収には多くの人が行動する必要があると認識し、「若者が集団で行動すれば、プラスチックへの世界の姿勢を変えることができると強く信じている」と訴えた。
軽井沢町に住む上田高校(上田市)2年の村山大知さんは(16)は同町の人と野生動物の共生を目指す取り組みを紹介。別荘地のごみを目当てにクマが現れるのを防ぐため、町やNPOがベアドッグ(クマ対策犬)を導入したことや、クマが開けにくいごみ収集容器に交換したことを取り上げた。
高校生から提言を受けた原田義昭環境相は「まじめな調査で大いに学ばないといけない」と評価。世耕弘成経済産業相は「失敗を恐れず挑戦を続けてより良い未来をつくっていってほしい」と期待感を示した。
[時事通信社]

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