特集


衆参ねじれつくる=志位共産党委員長【各党インタビュー】

2019-07-04 15:03

―参院選をどう戦うか。
安倍政権は内政も外交も行き詰まった。参院選で「安倍政権にさよなら」の審判を下し、国民の誰もが希望を持ち、安心して暮らせる日本へ政治を切り替えようと訴えたい。自民、公明とその補完勢力を少数に追い込む。衆参ねじれをつくり、政局の主導権を野党が握って衆院解散・総選挙に追い込む。衆院でも多数を占め、野党連合政権をつくる。参院選をその第一歩にする。
―安倍晋三首相は「憲法改正議論に前向きかどうか」を問う選挙だと言っているが。
憲法を議論していない政党はない。共産党も大いに議論している。首相の9条改憲案の是非こそが争点だ。
―比例代表の得票目標は。
850万票だ。高い目標だが、頑張りようによって可能だと思う。
―議席目標は。
比例は7議席以上。選挙区は現有3議席は絶対に確保し、大いに伸ばす。
―1人区の目標は。
「全部で勝つ」という以上のことは言わない。3年前と比べ野党の協力が前進している。ぜひ実らせたい。
―他の野党は共産党候補を推薦していないが。
推薦するかしないかはテクニカルな問題だ。それぞれの選挙区にふさわしいやり方で、最大の応援態勢が出来ればいい。どんな形であれ、勝つための協力が進むことを強く願っている。
―10月の消費税増税に反対か。
私たちはもともと消費税という税制に反対だし、これだけ景気が悪いのに増税をかぶせるのは全くの愚策だ。暮らしも経済も壊す。
―年金への考えは。
公的年金だけでは老後に2000万円足りないという金融庁審議会の報告書は事実を示した。その受け取りを拒否しても、貧しい年金の現実は変わらない。貧しい年金の実態があるなら直視し、安心の年金に変えるのが政治の責任だ。私たちはマクロ経済スライドを廃止し、「減らない年金」にしようと提起している。
―他の野党にない共産党のアピール点は。
富裕層や大企業に応分の負担を求め、米軍への「思いやり予算」を廃止する。これはわが党ならではの財源論だ。
[時事通信社]

その他 特集記事