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米朝首脳、ステーキも「不一致」=正恩氏は食い道楽―ハノイの料理長

2019-03-03 14:20

【ハノイAFP時事】米朝首脳は2月27、28両日の会談で、非核化や制裁解除をめぐって合意できなかったが、味覚でも相違点が際立ったようだ。初日の夕食会で「ステーキの梨キムチ添え」が供された際、トランプ大統領はよく焼いた「ウェルダン」、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は中が生の「レア」を所望したという。
会場の老舗ホテル「ソフィテル・レジェンド・メトロポール・ハノイ」のポール・スマート総料理長がAFP通信に語った。料理人らは「正恩氏はミディアムレアからベリーレア」「トランプ氏はウェルダン」と焼き具合を厳命されていた。
トランプ氏は単純な味を好むことで知られるが、スマート氏は正恩氏について、食材の質にこだわるようだと説明。北朝鮮の専属料理人2人から聞いた話として、「キャビア、ロブスター、フォアグラなど高級食材を好み、食い道楽だ」と語った。
ステーキ用の肉は、正恩氏の専用列車で本国から冷蔵の金属容器で運ばれ、和牛のような「霜降り」だったという。ただ、農耕用を除いて北朝鮮で牛を見ることはまれ。国連によると、人口の約40%に当たる1000万人以上が食料援助を必要としている。
[時事通信社]

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