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EU離脱、6月末に再延期を=英首相が要請

2019-04-05 19:30

【ロンドン時事】メイ英首相は5日、欧州連合(EU)のトゥスク大統領に書簡を送り、12日に迫ったEU離脱期限を6月30日に再延期するよう要請した。与党・保守党内では一刻も早い離脱を訴える声が強まっているが、離脱の準備が整っておらず、混乱をもたらす「合意なき離脱」の回避を優先させる必要があると判断した。
書簡で首相は「(EU離脱の)手続きを成功裏に混乱なく完了させることがいまだにできないのは残念だ」と述べた。
EUは10日の臨時首脳会議で対応を協議する。首相は3月の議会で「6月30日を越えて離脱を延期するつもりはない」と明言しており、EUが検討している長期の延期を突き付けられた場合、進退を問われる問題となる可能性もある。
英国は当初、3月29日にEUから離脱する予定だった。しかし、政府の離脱案が議会で承認されるめどが立たず、首相が土壇場で延期を提案。EUは今月12日への先送りを決めた。
行き詰まりの打開に向け、政府・与党は3日から最大野党の労働党と緊急協議。対立関係を越えて協力する可能性を探っている。
[時事通信社]

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