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ゴーン被告、ルノー資金も流用=ベルサイユ宮殿で披露宴

2019-02-07 20:42

【パリ時事】フランス自動車大手ルノーは7日、同社の資金が前会長兼最高経営責任者(CEO)カルロス・ゴーン被告の「個人的な利益」に流用されていたと明らかにした。ゴーン被告をめぐってはこれまで、会長を務めていた日産自動車で複数の不正行為が明るみに出たが、ルノーが不正の疑いについて公表したのは初めて。
同日付の仏紙フィガロは、ゴーン被告が2016年にパリ郊外のベルサイユ宮殿で結婚披露宴を開いた際、ルノーの資金を流用した疑いがあると報じていた。社内調査で判明したもので、ルノーは声明で「司法当局に情報提供することを決めた」と明らかにした。
フィガロによると、ルノーはベルサイユ宮殿との間で、芸術文化を支援する「メセナ」契約を締結。契約には、ルノーが宮殿の改修費用の一部を負担する見返りに、ゴーン被告が披露宴に宮殿を使える取り決めが盛り込まれていたという。披露宴の費用は5万ユーロ(約620万円)相当とされる。関係筋は同紙に「(披露宴は)完全に個人的な催しで、ルノーとは明らかに関係ない」と語り、批判した。
[時事通信社]

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