特集


中朝友好、手をつなぎアピール=核スローガンなく―正恩氏

2018-09-09 17:56

【平壌時事】北朝鮮建国70年の祝賀行事として、平壌中心部の金日成広場で9日行われた軍事パレード。「マンセー(万歳)」の大合唱が響く中、金正恩朝鮮労働党委員長は閲覧席で、中国共産党序列3位の栗戦書全国人民代表大会常務委員長とつないだ手を高く掲げた。笑顔で聴衆に手を振り、中朝友好を強く印象付けた。
正恩氏は午前10時ごろ(日本時間同)、眼鏡を着用して黒色の人民服姿で金日成広場のひな壇に栗氏ら外国代表団とともに登場。拍手と「マンセー」の歓声で迎えられた。
中国最高指導部メンバーのパレード出席は2015年10月、共産党序列5位の劉雲山政治局常務委員(当時)以来、3年ぶり。正恩氏と栗氏は並んでパレードを参観し、時々顔を寄せて話し込む様子も見られた。
パレードでは各部隊や軍車両などの行進が行われたが、過去のパレードに登場した弾道ミサイルは公開されなかった。核開発関連に絡む部隊も姿を見せず、北朝鮮当局者は「攻撃用ではなく防御用の戦力が出てきた印象だ」と説明する。
核開発の誇示など対外的に強硬なスローガンも一掃され、代わりに「経済建設に総力を」などと経済再建を強調したスローガンが登場。核開発と経済再建を同時に進める「並進路線」から経済力強化に力を入れる路線への転換をうかがわせた。
[時事通信社]

その他 特集記事