2019.10.28 21:39Business

青森銀とみちのく銀、包括連携へ＝業務効率化で収益底上げ

　ともに青森県を地盤とする青森銀行とみちのく銀行は２８日、包括的な連携に向け検討を開始することで合意したと発表した。人口減少や超低金利を背景に厳しい収益環境が続く中、業務の効率化を進め、収益を底上げするのが狙い。
　地銀をめぐっては、千葉銀行と横浜銀行、福井銀行と福邦銀行がそれぞれ提携したほか、島根銀行もＳＢＩグループからの出資受け入れに踏み切るなど、収益基盤の底上げに向けた提携が各地で相次いでいる。今後もこうした動きが続きそうだ。
　青森銀とみちのく銀は、これまでも現金自動預払機（ＡＴＭ）の一部共同化などを進めてきたが、生き残りに向け連携を強化する必要があると判断。今後はＡＴＭ利用手数料の相互無料化や商談会の共同開催、書類や事務・管理業務の共同化などを検討する。
　一方、包括連携に伴う店舗網の見直しは行わない考え。資本提携や将来の経営統合に関しては「一切検討していない」（みちのく銀）と説明している。（2019/10/28-21:39）

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2019.10.28 21:39Business

Aomori Bank, Michinoku Bank to Study Full-Scale Tie-Up

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Aomori Bank and Michinoku Bank , both operating mainly in Aomori Prefecture, northeastern Japan, said Monday that they have agreed to start discussions on forming a comprehensive business partnership.
Facing a tough business environment amid the declining local population and ultralow interest rates in the country, the two regional lenders hope to streamline their operations and boost earnings through the envisioned extensive alliance.

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