札幌に外出、往来自粛要請 コロナ急拡大、27日まで―道知事
北海道の鈴木直道知事は17日、新型コロナウイルス感染者が急増している札幌市の市民に対し、不要不急の外出と市外との往来自粛を要請した。市外の道民には、札幌との不要不急の往来自粛を要請。いずれも感染リスクを回避できない場合に限る。期間は同日から27日まで。
全国でも感染が再拡大する中、今後の状況によっては、他地域でも同様の動きが広がる可能性がある。
道は各要請を、新型コロナ対応の特別措置法24条に基づき実施。対策強化に伴い、道は独自の5段階の警戒ステージを札幌市のみ現在の「3」から「4」相当で扱うことも決めた。
道は外出、往来の条件となる「感染リスクの回避」について、感染予防を徹底している店舗を選ぶことなどを例示。外食は4人以下、2時間未満とし、会話の際はマスクを着用するよう求めた。これらをクリアしていれば外出や往来のほか、国の一連の需要喚起策「Go To」キャンペーンも問題ないとしている。
鈴木氏は記者会見で「集中対策で何とか感染を抑制し、一定の社会経済活動を拡大していきたい」と強調。不要不急の定義については、仕事などもあるとして「感染リスクを改めて考えてほしい」と道民の判断に委ね、「一人一人が考えればリスクは減らせる」と協力を求めた。(2020/11/17-19:52)
Hokkaido to Ask Sapporo Residents to Avoid Nonurgent Outings
The prefectural government of Hokkaido, northernmost Japan, decided Tuesday to ask residents in its capital city of Sapporo to refrain from nonurgent and nonessential outings that could pose novel coronavirus infection risks.
The decision was made at a meeting of the prefectural government's coronavirus task force in response to a recent surge in the number of new COVID-19 cases confirmed in the city.
The prefectural government will also call on Hokkaido residents outside Sapporo to avoid nonurgent trips to the city if they judge there is a risk of infection.
New cases of novel coronavirus infection have been increasing rapidly in Sapporo, mainly in the Susukino nightlife district.
On Nov. 7, the prefectural government asked restaurants and bars with hospitality services in the district to close between 10 p.m. and 5 a.m. to shorten operating hours.
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