「富岳」2期連続で1位 スパコン世界ランキング―理研など
理化学研究所は17日、理研や富士通などが開発中のスーパーコンピューター「富岳」(神戸市)が、スパコンの計算速度を競う「TOP500」など四つの世界ランキングで、6月に続き2期連続の1位を獲得したと発表した。同日、オンラインで開かれた計算機科学に関する国際会議で公表された。
理研計算科学研究センターの松岡聡センター長は17日午前、記者会見し「富岳はすでに新型コロナウイルス対策で活躍しているが、今回のランキング1位は、さらに他の分野でも活躍していく証しだと思っている」と話した。
1秒当たりの計算速度は、約44.2京(京は1兆の1万倍)回で、フル稼働していなかった6月の約41.6京回からさらに向上。2位の「サミット」(米国)の約3倍で、大きく上回った。
TOP500のほか、産業利用や人工知能(AI)、ビッグデータ解析の用途別計算速度ランキングでも1位となり、2期連続の「4冠」を維持した。(2020/11/17-11:34)
Japan's "Fugaku" Remains Top in Supercomputer Rankings
Riken said Tuesday that the "Fugaku" supercomputer, being developed jointly by the Japanese government-linked research institute and Fujitsu Ltd. , came top in four global ranking categories for the second consecutive term.
The supercomputer came first in the computation speed rankings for the first time in June.
Fugaku's performance rose to around 442 petaflops, or quadrillions of floating-point operations per second, from 416 petaflops recorded in the June rankings.
The latest calculation speed was three times the level achieved by the second-ranked Summit supercomputer of the United States.
Fugaku stayed in the top slot in the TOP 500, industrial use, artificial intelligence and big data analysis categories.
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