ピーポくんぬいぐるみ、販売再開へ 来年4月、新業者も決定―警視庁
警視庁のシンボルマスコット「ピーポくん」のぬいぐるみ販売が来年4月に再開される。販売休止が続いていたが、このほど新たな製造業者が決定した。素材から縫製まで「国産」にこだわり、量産の準備を進めているといい、担当者は「ぬいぐるみを通じてピーポくんのかわいさを広めていきたい」と意気込んでいる。
ピーポくんのぬいぐるみは、職人の高齢化に伴う製造工場の閉鎖で、4月に販売が休止された。品薄を背景にフリマアプリで高値で取引されるなどしていた。
新たに製造を手掛けるのはぬいぐるみ製作会社「メディコプレス」(東京)。ディレクターの高橋雪乃さん(23)は量産化に先立ち、ぬいぐるみのデザイナーと共に生地や部品の選定、コストの計算などを繰り返し、試作品作りを重ねた。「高校生の時にピーポくんの存在を知りファンになった。ぬいぐるみの生産に携われてうれしい」と語る。
同社によると、ぬいぐるみの縫製は完全機械化が難しく、人件費の安い海外で作られることがほとんどだ。ただ、新しいピーポくんのぬいぐるみは山形県の工場で生産され、生地や部品も国内のメーカーから仕入れるという。
順調にいけば、年明けから量産体制に入る。価格は未定だが、来年4月以降、東京警察病院、警察博物館、都内の運転免許試験場の売店などで販売されるという。(2024/11/30-13:36)
Sales of Stuffed Peopo, Tokyo Police Mascot, to Be Resumed
Sales of stuffed dolls of Peopo, the official mascot character of Tokyo's Metropolitan Police Department, will be resumed in April 2025.
The sales have been halted since April this year because the factory that made the dolls was shut due to the aging of workers. Because of the scarcity, Peopo dolls were traded at high prices on online flea markets.
The sales resumption was decided after a new manufacturer was found.
The new maker is Medico Press, based in Tokyo. Yukino Takahashi, 23, director for stuffed Peopo, has made many prototypes, trying various materials and parts with designers and calculating costs for mass production many times.
"I became a fan of Peopo when I learned about it as a high school student," she said. "I'm glad to be involved in the production of stuffed Peopo."
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