日本人2人が入賞 ベルギーのサックス国際大会
【ディナン(ベルギー)時事】ベルギー南部ディナンで11日まで行われたサクソフォンの国際大会「第8回アドルフ・サックス国際コンクール」で、平井亘さん(23)=兵庫県加古川市出身=が4位、五十嵐健太さん(21)=群馬県伊勢崎市出身=が5位にそれぞれ入賞した。
同コンクールは、クラシック・サクソフォンの国際大会としては最高峰の一つとして知られる。サクソフォンを発明したアドルフ・サックスの生誕地ディナンで1994年に始まり、原則として4年に1回開催されている。
大会後、取材に応じた平井さんは「ファイナリストに選ばれてとてもうれしい。終わってほっとしている」と笑顔を見せた。12歳でサクソフォンを始め、現在はフランスのパリ国立高等音楽院に在籍。今後は自身のコンサート開催に加え、教員となり「世界で活躍してくれるようなサクソフォン奏者を送り出したい」と語った。
母親がウクライナ人の五十嵐さんは、5歳から同国の首都キーウ(キエフ)で暮らした後、ロシアによる侵攻を機に東京音楽大に転入した。大会は「曲目も多く難しかった」と話しながらも、「自信を持って演奏できた」と振り返った。(2023/11/12-10:09)
2 Japanese Win Prizes in Int'l Sax Competition in Belgium
Japanese saxophonists Wataru Hirai and Kenta Igarashi won prizes in the eighth International Adolphe Sax Competition held in Dinant, Belgium, until Saturday.
Hirai, 23, from Kakogawa, Hyogo Prefecture, ended fourth and Igarashi, 21, from Isesaki, Gunma Prefecture, fifth in the competition, one of the most prestigious international contests for classical saxophonists.
The event, held every four years in principle, began in 1994 in Dinant, the birthplace of Adolphe Sax, who invented the saxophone.
"I'm very happy I was selected a finalist. I'm relieved that it's over," Hirai said with a smile, speaking to reporters after the competition.
Hirai, who started playing the saxophone at 12, is enrolled in the French national college for music and dance known as the Paris Conservatory.
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