衰え知らずのセルヒオラモス=突破の可能性残し浦和戦―クラブW杯サッカー

サッカーのクラブ・ワールドカップ(W杯)で、25日に行われる1次リーグE組最終戦で浦和と対戦するモンテレイ(メキシコ)は、元スペイン代表のDFセルヒオラモス(39)が、主将としてチームを引っ張っている。
衰え知らずの活躍を見せ、ここまでの2戦は強豪相手にドロー。インテル・ミラノ(イタリア)との初戦ではCKに高い打点で合わせて先制点。守勢に回ったリバープレート(アルゼンチン)戦では気迫あふれるスライディングなどで無失点に貢献した。
直前の監督交代もあって苦戦が予想された。だが、国際サッカー連盟(FIFA)のインタビューで「代表のW杯もそうだが、こういう大会では、いつも番狂わせを起こすチームがある」と話していた。粘り強い戦いで、1次リーグ突破の可能性を残している。
スペイン代表でW杯初優勝。同国の名門、レアル・マドリードでは4度の欧州制覇を果たし、クラブW杯でも4度頂点に立った。2021年夏の退団後はパリ・サンジェルマン(フランス)などを経て、今年2月にメキシコへ。「居心地の良いところから出た。チャレンジして、新たなことを成し遂げるのが好きで、それを今やっている」
背番号は93。レアル時代の14年に欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝で、敗戦目前の後半終了間際、「93分」に同点ゴールを決めたことにちなんだ。世界的な名手は、浦和にとって大きな壁になりそうだ。(パサデナ時事)
[時事通信社]
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