交流戦締める逆転勝ち=ロッテ、リーグ戦への弾みに―プロ野球

序盤に3点を先取される嫌なムードをはね返しての逆転勝ち。ロッテの打線が11安打6得点とつながり、交流戦を白星で締めくくった。
2点を追う三回1死一、二塁でルーキー西川が打席へ。「とにかく次につなぐ気持ちで」。甘く入ったカットボールを引きつけてからはじき返し、右中間を破った。同点三塁打となり「自分のゾーンをつくった所に球が来た。うまく振り抜くことができた」。五回には池田が勝ち越し二塁打を放ち、岡も2点二塁打と巨人の西舘を攻め立てた。
交流戦前までチーム打率、得点ともパ・リーグ最下位に沈んでいたロッテ。交流戦では打順の固定や若手の積極起用で10勝8敗と貯金をつくった。吉井監督は「いいこともあったし、悪いこともあった。みんなそれを自分のものにしてくれた。次につながるんじゃないか」と期待を込める。
リーグ3位のソフトバンクとのゲーム差は9.5とまだ遠い。Aクラス入りを目指すにはさらなる打線の奮起が欠かせない。指揮官は「またパ・リーグの強い投手と当たるので、はね返すぐらいのプレーを見せてほしい」。ナインに強くハッパを掛けた。
[時事通信社]

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