サンダーがファイナル制覇=26歳大黒柱に導かれ―NBA

【ニューヨーク時事】米プロバスケットボール協会(NBA)の王者を決めるファイナル(7回戦制)は22日、オクラホマ州オクラホマシティーで第7戦が行われ、西カンファレンスを制した地元のサンダーが東の覇者ペーサーズを103―91で下し、4勝3敗として優勝した。前身のスーパーソニックス時代の1978~79年シーズン以来となる頂点に立った。
サンダーは1点リードされて折り返し、第3クオーター前半に3点シュートを立て続けに決めて主導権を握った。ペーサーズの初優勝はならなかった。
ファイナル最優秀選手(MVP)には、この日も29得点と活躍したギルジャスアレクサンダーが選出された。2019年にトレードで加入後、大黒柱へ着実に成長。一時期の低迷を打破したチームをファイナル制覇まで導き、「最高の気分。肩の荷が下りたようだ」。
26歳のエースは今季、レギュラーシーズンの得点王、MVPにも輝いた。NBA公式サイトによると、同一シーズンにファイナルMVPを含む個人の三つの勲章を手にしたのはジョーダンらに続き4人目。「自分がその一員なんて信じられない」と感慨に浸った。
脇を固める選手も若手が多い。レギュラーシーズンで最高勝率をマークし、プレーオフでも勝負強さを発揮した。栄冠を手にし、来季以降どんな躍進を遂げていくかに期待が高まる。
◇サンダー小史
オクラホマシティー・サンダー スーパーソニックスが2008年にシアトルから移転し、サンダーと改称。かつてデュラントやウェストブルックらスター選手が所属した。ファイナル進出は11~12年シーズン以来。本拠地はオクラホマ州オクラホマシティーのペイコム・センター。
[時事通信社]

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