大谷、二刀流で躍動=投げて打って「単純にうれしい」―米大リーグ

投打の同時出場で、存分にスタンドを沸かせた。ドジャースの大谷が投手として復帰後2度目の登板。1回を無失点で終え、打っては8試合ぶりの本塁打を含む5打点の活躍だった。
一回のマウンドでは、1死後に内野への飛球を遊撃手ベッツが落として走者を許したが、3、4番を連続三振に仕留めて切り抜けた。復帰後初の奪三振だった。打者4人に18球を投げて最速は98.8マイル(約159キロ)。16日に続き1イニングのみだったが、内容は悪くない。「前回よりリラックスして投げられた」と明るい表情で話した。
捕手のラッシングは「速球とスライダーを軸にした。とても良かった」。先発投手としてはまだフル回転とはいかないものの、ロバーツ監督も「復帰登板よりかなり良かった」と目を細めた。
一回裏からは打者に専念した。第2打席までは連続三振を喫したが、七回無死満塁では右翼線へ走者一掃の三塁打。八回は外角速球を力強く振り抜き、左中間席最前列へ日米通算299号の本塁打を打ち込んだ。
16日も打者として2安打。投げて打ってのプレーに戻り「単純にうれしい」と喜ぶ。「(投球は)まだ1回だが、増やしていければいい。5回以上投げられるようになって先発だと思う。まず後退しないように、少しずつでも前進していきたい」。投打二刀流の完全復活に向け、順調に歩んでいる。(ロサンゼルス時事)
[時事通信社]


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