イラン、核施設攻撃で報復の意向=被害なら「代償」と米警告
【カイロ、ワシントン時事】イラン最高指導者ハメネイ師の顧問は22日、米軍が対イラン攻撃で使う中東地域の基地などは「正当な標的となる」と述べ、米軍の核施設空爆に報復する意向を示した。AFP通信などが伝えた。
米軍の攻撃では、イラン中部フォルドゥなど3カ所の核施設が被害を受けた。ペゼシュキアン大統領は22日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、イランの核施設を空爆した米国は、攻撃への「対応」を受ける必要があると述べた。
これに対し、バンス米副大統領は22日、NBCニュースの番組で、攻撃の目的はあくまで核開発の阻止だと説明。「イランが核兵器を持たない状況で平和を望む」と訴えた。
ルビオ国務長官は別の番組で「イランが外交の道を選ぶなら、米国は応じる用意がある」と語った。ただ、イランが反撃で米軍に被害を与えれば「代償を科す」と警告した。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相は22日の記者会見で、イランの核とミサイルの脅威を排除できれば「軍事作戦は終了する」と表明。「消耗戦に引きずり込まれることはない」と述べ、短期決着させる姿勢を示した。
[時事通信社]
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