核施設攻撃「修復可能」=放射能レベル上昇確認されず
【イスタンブール時事】イランの国営メディアなどは22日、米国による核施設攻撃で「深刻な被害はなく修復可能だ」とする当局者らの声を伝えている。被害の詳細は不明だが、国内の混乱を抑えるため矮小(わいしょう)化させる思惑もあるとみられる。
攻撃対象となった中部フォルドゥがあるコム州の国会議員は地元メディアに「大半の被害は地上で起きた。攻撃は表面的で死者もいない」と語った。フォルドゥのウラン濃縮施設は地下深くにある。
タスニム通信はフォルドゥ周辺の住民の証言として、「これまでと同じく小型機や防空システムの音は聞こえたが、大きな爆発音は聞かなかった」と報道。同様に攻撃を受けた中部イスファハンの核施設周辺の市民も「攻撃活動の形跡は見られず、爆音も響かなかった」と話したという。
国際原子力機関(IAEA)は22日、フォルドゥを含め攻撃された核施設3カ所では、施設外の放射能レベル上昇は確認されていないと明らかにした。
ガリバフ国会議長の顧問を務めるモハンマディ氏はX(旧ツイッター)への投稿で、3カ所では事前に避難を終えていたと指摘した。
[時事通信社]
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