2025-06-21 08:27スポーツ

「赤い海」が後押し=浦和サポーター、大挙米国に―クラブW杯サッカー

リバープレート戦で応援する浦和サポーター=17日、米シアトル
リバープレート戦で応援する浦和サポーター=17日、米シアトル

 【シアトル時事】サッカーのクラブ・ワールドカップ(W杯)で、浦和の熱狂的なサポーターが注目を浴びている。17日に米ワシントン州シアトルで行われた1次リーグE組初戦。クラブによると、浦和エリアのチケットは約1800枚が販売された。
 試合はリバープレート(アルゼンチン)に敗れたが、ゴール裏から声援を送り続けた。相手ファンも10年前のクラブW杯で地球の裏側の日本まで大挙して訪れるなど、熱烈ぶりで知られる。浦和サポーターは数こそ劣っていたが、迫力は負けていなかった。GK西川は「間違いなく力になってくれた。ホームスタジアムの雰囲気をつくってくれた」と感謝した。
 地元紙シアトル・タイムズも「キックオフのかなり前から歌い始めた。浦和サポーターは赤い海となり、そろってジャンプし、手をたたき、旗を振った」などと様子を詳細に報じた。地元シアトル・サウンダーズの試合では、多くの観客が席に着いたのはキックオフ直前。チャンスでは一気に盛り上がるものの、静かに戦況を見守る「野球流」の観戦スタイルが多かっただけに、新鮮に映ったようだ。
 21日(日本時間22日未明)のインテル・ミラノ戦では、初戦を超える約3000人の浦和サポーターが詰め掛ける見込み。イタリアの強豪に挑む選手を後押しする。
[時事通信社]

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