クビトバが現役引退へ ウィンブルドン優勝2回
【パリAFP=時事】女子テニス、ウィンブルドン選手権で2度の優勝を誇るペトラ・クビトバ(チェコ、35)が19日、今年の全米オープンを最後に現役を引退すると発表した。≪写真は、ウィンブルドン選手権の女子シングルスで優勝を果たし、トロフィーを手に笑顔を見せるペトラ・クビトバ≫
現在世界ランキング572位のクビトバは、2011年にウィンブルドン初優勝を果たし、キャリア最高となる同2位を記録した。14年には2度目のウィンブルドン制覇を遂げ、19年には全豪オープンで準優勝した。
2016年のリオデジャネイロ五輪ではシングルスの銅メダルを獲得し、女子の国別対抗戦フェドカップ(現ビリー・ジーン・キング・カップ)でも6度の優勝を果たした。ツアー通算では31勝を挙げた。
今週、最後の出場となる今年のウィンブルドンに向けてワイルドカード(主催者推薦)を獲得したクビトバは、「新しい章を始めるときはいつか来るもの。その時が、ついに私にもやって来た。2025年がプロツアー最後のシーズンになることを皆さんにお伝えしたい」とソーシャルメディアに投稿した。
さらに、「最も大切な思い出が詰まった」ウィンブルドンに最後にもう一度出場することを楽しみにしていると述べ、夏に行われる全米オープンで現役生活に幕を下ろす意向を示した。
これまでのキャリアについて「これ以上望むことはできない。テニスは今の自分に全てを与えてくれた。この美しいスポーツに永遠に感謝する」と記した。
2024年は第1子出産に伴いシーズンを全休。復帰後の成績はここまで1勝6敗で、今年のイタリア国際1回戦での勝利が唯一の白星となっている。【翻訳編集AFPBBNews】
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