両陛下、7月6日からモンゴルへ=歴代天皇初、国賓で1週間

天皇、皇后両陛下が7月6~13日の日程で、国賓としてモンゴルを公式訪問されることが20日の閣議で決定した。同国は天皇陛下が皇太子時代の2007年に訪れたが、歴代天皇、皇后としては初めて。
宮内庁によると、両陛下は7月6日、羽田空港から政府専用機で首都ウランバートルに到着。8日に歓迎式典と、フレルスフ大統領夫妻との会見に臨み、同夫妻主催の晩さん会で天皇陛下がお言葉を述べる。戦後、旧ソ連によって抑留され、モンゴルで亡くなった日本人約1700人の慰霊碑も訪れ供花する。11日にはモンゴル最大の祭典「ナーダム」の開会式に臨席する。
天皇陛下は7日にチンギスハン国立博物館と、研究テーマである水の関連施設を訪問。9日には日本の高等専門学校(高専)をモデルに設立された「モンゴルコーセン技術カレッジ」や、現地の公立学校、日本の支援で建設された大学付属病院を訪れる。
10日は日本式教育を導入した「新モンゴル学園」と、仏教寺院「ガンダン寺」を訪問。11~12日にはナーダムの弓射競技と競馬を観覧し、「ホスタイ国立公園」にも足を運ぶ。滞在中、在留邦人代表や、日本とゆかりのあるモンゴル人とも面会。皇后さまは体調を踏まえ、無理のない範囲で出席するという。
22年に来日した大統領夫妻との会見の際、両陛下に招待があり、その後も同国側からたびたび招待があった。首席随員は河野太郎元外相が務める。両陛下の国際親善目的の外国訪問は、即位後はインドネシア、英国に続き3回目。
[時事通信社]
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