昨年の山岳遭難者3357人=微減も高止まり―警察庁
昨年に全国で発生した山岳遭難は2946件で、遭難者は3357人に上ったことが19日、警察庁のまとめで分かった。過去最多だった前年と比べ、件数は180件、人数は211人減となったが、いずれも過去3番目に多く、高止まりしている。死者・行方不明者は前年比35人減の計300人だった。
遭難者が多かった山は、丹沢山塊(174人)、秩父山系(151人)、高尾山系(131人)、富士山(83人)など。都道府県別では、長野の350人が最多で、北海道226人、神奈川209人と続いた。年代別では70代が771人と最も多く、60代以上が半数を占めた。
警察庁は「登山ブームもあり、首都圏に近い低い山での遭難が増えている」と分析。「決して油断せず、十分な装備を用意し、登山届けの提出を忘れないようにしてほしい」と呼び掛けている。
外国人観光客の遭難は99件、遭難者135人。前年とほとんど変わらなかったが、コロナ禍前より高い水準が続いている。
[時事通信社]
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