ソフトバンクの柳町、体力強化が結果に=好調維持し打率トップ―プロ野球

ソフトバンクの柳町達外野手が、出色の活躍を見せている。パ・リーグ首位の打率3割4分9厘で、交流戦でも12球団トップの打率をマーク。「自分のできることに集中して、結果として(交流戦の)首位打者になれればベスト」と話した。
今季の開幕は2軍で迎えたが、主力のけがが相次いで巡ってきたチャンスを物にした。今月は6試合連続で複数安打をマークするなど快音を響かせ続け、「タイミングの取り方はすごくいい。いつ止まるか分からないので、いい時に打っておきたい」と実感している。
昨季は勝負どころの代打などで印象に残る活躍を見せたが、勢いは持続しなかった。それが、今季は好調を維持できている。以前との違いは試合に出ながらも練習でウエートトレーニングをこなしていることだと言い、「バットの理想の軌道からずれることが少なくなった」と手応えをつかんでいる。
連続試合安打が11で止まった翌日の15日は、試合前に長谷川勇也スキルコーチに打撃フォームで助言を求め、1安打2四球。コーチは「フィジカルトレーニングを継続しているので、疲労によってフォームを崩されることが減っている」と、成長を感じ取る。
出塁率も4割5分7厘と高水準で、6月に入って3番に定着。小久保裕紀監督は「チームをけん引する選手に変わりつつある」と評価する。競争の激しいソフトバンクで毎試合スタメンに名を連ねることは、主力と認められた証しだ。(成績は16日現在)。
[時事通信社]

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