イスラエル首相、最高指導者殺害で紛争終結=イランが停戦模索か
【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ首相は16日、同国のイラン最高指導者ハメネイ師の殺害計画を、トランプ米大統領が紛争拡大の懸念から反対したとする報道について、「(ハメネイ師殺害は)紛争を激化させない。終結させる」と述べた。米ABCニュースのインタビューに答えた。
ネタニヤフ氏が最高指導者殺害を排除しない強硬な構えを示した形。同氏は、長年激しく敵対してきたイランが「永遠の戦争を求めている。核兵器とミサイルの開発を続けたがっている」と主張。停戦交渉に否定的な姿勢を示した。
一方、イランのアラグチ外相は同日、イスラエルが攻撃をやめなければ「われわれも対応を続ける」とX(旧ツイッター)に投稿した。イスラエルに強い影響力を持つトランプ氏の「電話一本」でイスラエルは戦闘を停止し、「外交に戻る道筋が開ける」と強調。米国の仲介努力を求めた。
ロイター通信は、イランがカタールやサウジアラビア、オマーンと連絡を取り合い、停戦を模索していると報じた。核開発を巡る米国との協議で譲歩する見返りに、トランプ氏がネタニヤフ氏に停戦圧力をかけるよう求めているという。
米ニュースサイト「アクシオス」は16日、トランプ米政権が、同国のウィトコフ中東担当特使とアラグチ氏の会談を今週実施する可能性に関してイラン側と調整していると報じた。実現すればイスラエルとの停戦などが議題となる見通し。
[時事通信社]
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