永瀬、あっけなく敗退=本来の姿、見せられず―世界柔道
2015年以来、2度目の優勝を目指した大舞台はあっけなく終わった。初戦で散った男子81キロ級の永瀬は「今の実力。結果をしっかり受け止めたい」。胸元は汗でびっしょりだった。
トジエフとの一戦。足が動かず、なかなか技が出ない。延長戦でも本来の姿は見られず、試合時間が7分に差し掛かるところで三つ目の指導を受けて反則負け。「後手になって、なかなか自分のペースにできなかった」と悔やんだ。
昨夏のパリで五輪2連覇を遂げた後、今年4月の全日本選抜体重別選手権では絞め技に失神し初戦敗退。それでも、実績を評価されて世界選手権代表に選出された。鈴木監督の絶大な信頼を背に臨んだ大会だったが、結果は伴わなかった。「世界一を求められている立場。期待に応えられなくて申し訳ない」。監督は「永瀬の負けパターンが出てしまった」と顔をしかめた。
31歳。出場すれば4大会連続となる3年後のロサンゼルス五輪への道は、まだはっきりとは見えていない。「まずは心と体を休めたい」。ベテランに闘争心は戻るか。(ブダペスト時事)
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
「魂」示した復帰戦=長友、W杯以来950日ぶり―東アジアE―1サッカー
-
総力戦で強豪撃破=ミドルの島村が躍動―バレー・ネーションズリーグ
-
望月、積極的に初得点=東アジアE―1サッカー
-
EU、メキシコに関税30%=米大統領、書簡で通知
-
古江、連覇厳しく=エビアン女子ゴルフ
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
巨人・江川卓投手 元祖“怪物”
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎