マレーシアで大麻所持のフランス人男性に死刑判決の可能性
【クアラルンプールAFP=時事】マレーシアで麻薬所持と密売の容疑で逮捕されたフランス人の裁判が16日、北部クダ州の州都アロースターの高等裁判所で開始された。弁護人によると、有罪となった場合、死刑判決が下される可能性がある。≪写真は、マレーシアのアロースター高等裁判所で、大麻所持と密売の罪に問われているフランス人のトム・フェリックス被告〈中央〉≫
フランスの廃棄物処理企業ベオリアの元幹部で、水産養殖および海洋生物学の学位を持つトム・フェリックス被告(34)は、マレーシアのリゾート地ランカウイ島でレストランを開業する予定だったが、2023年8月に逮捕された。
警察は、被告がマレーシア人のビジネスパートナーと同居していた家の共用スペースで大麻数百グラムを発見。このビジネスパートナーも逮捕された。
裁判は19日に終了予定だが、判決がすぐに下されるかどうかは不明。
被告の母親シルビー・フェリックスさんはAFPに対し、「累計104年の禁錮刑、54回の鞭打ち、2万7000ユーロ(31,000ドル)の罰金」が科される可能性があると語った。
マレーシアでは、一定量を超える薬物の所持や密売は、死刑に処される可能性がある重大犯罪とされる。ただし死刑は2018年以降、執行されたことがない。【翻訳編集AFPBBNews】
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