チベットの安定指示=ダライ・ラマの誕生日控え―中国司法トップ
【北京時事】中国で警察・司法を統括する共産党中央政法委員会のトップ、陳文清書記は青海省の省都・西寧市などを視察し、「チベット分裂の動きに断固として勝利する」よう指示した。16日付の党機関紙・人民日報が報じた。
チベット自治区に隣接する同省には、チベット族が多く住んでいる。インド亡命中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が7月に90歳の誕生日を迎えることから、警戒を強めているとみられる。
陳氏は、13~15日に現地で宗教施設の警備状況などを視察。「敏感な節目で安定を確保し、暴力的なテロ事件を防ぐ」よう訴えた。
ダライ・ラマは、自らの死後に生まれ変わりを探す「輪廻(りんね)転生」制度を存続させるかどうか90歳ごろに再検討すると表明しており、誕生日を控え後継者選出に向けた動きに改めて注目が集まっている。
[時事通信社]
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