大谷翔平、いよいよ二刀流復活へ=17日に2季ぶり登板―米大リーグ・ドジャース

【ロサンゼルス時事】右肘手術からの復帰へ向けてリハビリを続けてきた米大リーグ、ドジャースの大谷翔平が16日(日本時間17日)にロサンゼルスで行われるパドレス戦で先発登板することが15日、決まった。メジャーでの登板はエンゼルス時代の2023年8月23日以来2季ぶりで、投打の二刀流がいよいよ復活する。ロバーツ監督は「翔平と話しながら、正しいプロセスを踏んできた。一人の野球ファンとしても興奮している」と期待した。
23年9月の手術後、回復は順調だったが慎重に進めた。初めて打者と対戦したのは今年5月25日で、ニューヨークでのメッツ戦前に実戦形式の打撃練習で投げた。直球は150キロ台半ばを計測。「自分が投手をやっているというのを若干思い出した」とうれしそうに語った。
その後も2度実戦形式で投げ、3イニング相当の練習まで行った。次は4イニングを想定した投球が検討されていたが、球団は方針を変更。ロバーツ監督は「彼との会話から自信が感じられた。復帰する時だと思った」と説明した。フリードマン編成本部長や医師、トレーナーらが相談し、16日の先発にゴーサインが出た。とはいえ、いきなりフル稼働ではなく、まずは1イニング程度になる見込み。
打者としては昨季に続き、今年も指名打者で出場してここまで70試合で25本塁打。15日のジャイアンツ戦でも3打数3安打の活躍を見せた。並行して投手の調整を重ね、14日には「試合で投げられるレベルに近づいている」と手応えを口にしていた。パドレス打線の上位にはタティス、アラエス、マチャドといった強打者がそろう。緊張感のある真剣勝負が見られそうだ。
[時事通信社]
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