自動車関税「遠からず引き上げ」=米大統領、日本に打撃
【ワシントン時事】トランプ米大統領は12日、輸入する自動車に対する25%の追加関税について、「そう遠くないうちに引き上げるかもしれない」と述べた。米国に投資を呼び込み、産業保護をさらに厚くする考えを示した。関税のさらなる引き上げが、自動車輸出が多い日本にとって大きな打撃となるのは必至だ。
ホワイトハウスで記者団に語った。引き上げ幅や導入時期については触れなかった。トランプ氏は「(関税が)高くなるほど、米国で工場を建設する可能性が高くなる」と指摘。「米国の自動車産業の労働者を守るため、25%の関税を課した」と語った。
米政権は4月3日に輸入自動車に対する25%の追加関税を発動。5月3日からは、自動車部品に対して25%の追加関税も課している。貿易赤字の削減に加え、サプライチェーン(供給網)の米国内への移転を狙っている。
米商務省によると、4月の自動車関連の輸入は前月から2割減少。日本からも5.6%減った。
[時事通信社]
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