備蓄米の追加放出、受け付け開始=随意契約、21年産12万トン

農林水産省は11日、政府備蓄米の追加放出で、大手・中小小売業者向けに随意契約の受け付けを開始した。対象は、追加で売り渡しを決定した2021年産10万トンと、5月下旬から中小スーパー向けに申請を受け付けて残っている同年産の約2万トンを合わせた計約12万トン。申込数量が上限に達すれば、20年産10万トンも追加放出する方針だ。
随意契約による備蓄米の売り渡しでは、5月26日から大手小売り、同30日から中小小売りとそれぞれ枠を設けて申請を受け付けてきた。3回目の今回は、精米能力のある米穀店からコメの取扱数量が年間1万トン以上の大規模な小売業者まで広く対象とした。小泉進次郎農林水産相は、「スピード感をもって、店頭に並べられる方に使ってもらいたい」としている。
既に随意契約を結んだ小売業者でも、8月までに販売できる範囲であれば、申し込み可能。上限数量も設けなかった。21年産米の売り渡し後は、20年産米を初めて放出する。農水省は、21年産米が5キロ1800円程度、20年産米が1700円程度になると見込む。
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