米GM、国内生産を強化へ=関税長期化見据え大型投資
【ニューヨーク時事】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は10日、国内3工場での生産を強化するため、今後2年間で約40億ドル(約5800億円)を投じると発表した。トランプ米政権の高関税政策が長期化する可能性を見据え、人気車種の国内生産を増やす。
トランプ政権は4月以降、輸入自動車に25%の追加関税を適用。米市場で販売首位のGMは、約270万台の年間販売台数のうち、約半分をメキシコやカナダ、韓国などから輸入しており、重い関税コストが負担となっている。
GMは今回の対応を通じ、米国で年間200万台以上を生産できるようにする計画だ。報道によると、現在メキシコで組み立てているシボレーブランドの主力2車種について、1車種は南部テネシー州の工場に生産を移す。もう1車種は中西部カンザス州の工場で新たに製造を始めるとともに、メキシコ生産分は他の市場に振り向ける。
[時事通信社]
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