関空支署係員を減給処分=免税化粧品を詐取未遂―大阪税関
大阪税関は10日、関西国際空港で見つかった化粧品を落とし主に成り済ましてだまし取ろうとしたとして、関空税関支署係員を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
発表によると、係員は昨年10月、関空の制限区域内で見つかった免税品の化粧品などを遺失物として処理。翌月、落とし主を装い、化粧品が引き継がれていた府警関空署からだまし取ろうとしたとされる。「自分で使用するために詐取しようとした」と話しているという。
対応した関空署員が不審に思い、発覚した。係員はその後、書類送検されたが、3月に不起訴処分になったという。
[時事通信社]
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