ロマチェンコが引退表明=世界3階級制覇、ウクライナ軍参加も―ボクシング
【ロンドン時事】ボクシングで世界3階級王者となったワシール・ロマチェンコ(37)=ウクライナ=が5日、現役引退を表明した。自身のSNSで「キャリアが終わりを迎え、真の勝利を得るために人が進むべき方向性が明確になったことに感謝している」などと語った。
2008年北京五輪、12年ロンドン五輪で金メダル。プロ転向後にはフェザー級、スーパーフェザー級、ライト級で3階級制覇を果たし、ライト級は世界主要3団体の統一王座も獲得した。
22年にロシア侵攻を受ける母国の領土防衛隊に参加。復帰後、23年5月にライト級4団体統一王者のデビン・ヘイニー(米国)に挑み、敗れた。
[時事通信社]
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